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ちょんまげができるまで(第12章☆プチ起業編)

May 23, 2019

「うち来たら?」

これまで多くの経営者を見てきましたが、
起業家の側で一から起業を体験するのは
これがはじめてでした。


オークファンを離れた私たちは、
新大久保のボロ〜いマンションの一室を
拠点に営業活動を開始しました。

株式会社エルドラード(El Dorado)

=黄金郷。



創業時の社名です。

(現在は株式会社レトロミームに社名変更しています)

代表のM社長、
デザイナーのT氏、
エンジニアのA氏、
そして営業の私。


黄金郷探しの旅が始まりました。


それはもう刺激的な毎日。


マネタイズするための商品を
持たず起業した私たちは、

「売れるものは何でも売る!」
というスタンスで

日々切磋琢磨サービスづくりと
営業活動に勤しみました。



今考えるとあまりにも無計画で
無謀な起業だったと思います。



M氏には高い理想がありました。


M氏は若い頃バックパッカーの旅人。

アジア各国を旅し、その旅で
マンホールチルドレンに出会い、

彼らのような恵まれない子供たちが
幸せに過ごせる世界を作りたい。



そのような想いで生まれたのが、

作り手と使い手をつなぐ
「TSUCURU」というサービスでした。

(今はサービス停止していますが。。)


いわば、一点もののハンドメイド
マーケットプレイスです。

今では、Creemaやminne、
そしてメルカリなどCtoCで取引できる

有名どころのマーケットプレイスは
多々ありましたが、

当時その発想は画期的でした。


軍資金は500万。

4人のスタッフへの給与と
サービス開発に掛ける額としては
少なすぎます。。。


売上・利益を上げなければ
会社は倒産する。



という事実をまざまざと感じさせられる
創業体験となりました。


私は営業担当として、
過去の人脈などを頼りに、
様々なものを提案しました。

TSUCURUが確実に儲かるかどうか
わかりませんが、

TSUCURUのリリースまで
会社を存続させるのが私の使命です。



受託開発、広告運用、バナー制作、
コンサルティング、

そして、、、

M氏の母が趣味で作っている石鹸(笑)。


M氏の母が作っている
天然成分たっぷりの無添加石鹸は、
「momochiせっけん」と名付けられ、

個人客向けの販売サイトも作り、
法人のノベルティとしても
ガンガン提案しました(笑)


これはちょっとした伝説ですが、、、


LINEの森川社長(現C Channel代表、
当時NHN Japan代表)にプレゼンし、

NHN JapanグループNAVER JAPANの
ノベルティとして採用される直前まで
いったこともありました。

(最終的に韓国の親会社
NAVERからNGが出ましたが。。)



また、、、

iPadやkindle、電子書籍のための本スキャン
代行サービス「スキャン学園」という
サービスをリリースしたり。

(これも今はサービス停止しています。。)



まあ、カオスでしたね。。。


そんな中でも、

「カーといえばグー!」でお馴染みのP社、
住商系システムエンジニアリング上場大手のC社、

など、

私の過去の人脈を駆使し、
創業期にはなかなかありえない
大手上場企業様との取引を実現することができ、


自分の給与以上の利益貢献を
することができました。



創業期で潤沢にお金がある訳ではなく
私たちの報酬額は15万円でした。


まあ、新卒以下の給与です。


創業期なのでそれはそれで覚悟して
入社はしましたが、

やはり生活的には厳しく、
後々不満が溜まってくることとなります。


他のメンバーも同様だったんじゃないかな。


M氏は代表として、

明日の見えない資金繰り、
いつキャッシュ化されるかわからない営業活動、
そして計画通りに進まない自社サービス開発。



これらの要因で
イライラもかなり募っていたことと
思います。


人間は感情に敏感な生き物です。


創業初期は和気藹々、
夢と希望に溢れていたのに、

大久保の事務所は

イライラが蔓延、そして伝播し、
殺伐とした雰囲気になっていきました。


そして、、、

デザイナーのT氏、
エンジニアのA氏が去りました。


代わりにM氏のベンチャーキャピタル時代の
後輩KとFとTが入ってきたり、

また別で起業したM氏の先輩の
T・M氏が事務所の一角を間借りしたり。


まあ、人の出入りが激しかったですね。


創業期あるあるです。。


そして、、、

ある程度M氏の期待に応えきった私は、
次の道を模索することとなります。


元々、M氏が共同創業しようとしていた
大手ガラスメーカーのK氏がジョインする
という話が決定したこともその理由です。


さあ、次は何しようかなぁ?


と考えていたところ、

前職オークファンの創業当時から
コンサル支援してくれていた
株式会社びりかんのN社長と
ひさびさに飲むことになります。


N社長曰く、

「うちは完全成果主義の会社だし、
起業副業OKだし、

がみさんのやりたいことが
うちの会社でできるかもしれないから、

うち来たら?」



まあ、これまで何度も体験してきた
強烈なオファーをいただくことになります。


それもありね。



私は、以前
M氏に過去に言われたこと言葉を
今でも忘れません。


「がみさんはファーストペンギンですね。」

「??!」


ファーストペンギンって知ってますか?


ちなみにネットで検索してみました。



ファーストペンギンとは、
群れで行動するペンギンのうち、
魚を捕るために一番最初に海に飛び込む
勇気あるペンギンのこと。


そこから転じて、
ベンチャー精神あふれる起業家や、
必要以上にリスクを恐れずに
新しい挑戦をする姿勢のことを表す。

海には天敵の存在や
荒波に流されてしまう
といった危険があるが、

食糧でもある魚が
生息する場所でもあり、
より多くの魚を獲るチャンスがある。

そうした恐怖と迷いのジレンマに
打ち勝ったペンギンが、
最初に先陣を切って海に飛び込んでいく。

リスクを取ってでも
期待する大きな成果を得ようと、

初めてのことや新しいことに
チャレンジするその姿から、

よく似た境遇である
スタートアップなどの
起業家のことを敬意を込めて
「ファーストペンギン」と呼ぶ。


*シマウマ用語集参照


だそうです。

まるで私を表している
最大の褒め言葉じゃないですか(笑)




そして、、、

ファーストペンギン的な私は、
完全成果主義の株式会社びりかんで
「自由と責任」の重みを学ぶこととなります。



この続きはまた次回、

ちょんまげができるまで(第13章☆ちょんまげ起業前夜編)

でお話しできればと思います。


引き続き、お読みいただけると嬉しいです^^;

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株式会社ちょんまげの石上です。

ちょんまげという会社を
設立してからというもの

名刺交換をするたびに、

「なんでちょんまげっていう
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これから数回に亘って、
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ストーリーをお話しできればと思います。

私、石上のことを知っていただく機会...

ちょんまげができるまで(予告編)

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